良薬は口に苦し

言葉の力

本日の格言は「良薬は口に苦し」です。

こちらは、中国・春秋時代の思想家である孔子先生の言葉ですね。「良く効く薬は苦いが、病気を治す。」を転じて「諫めた言葉は、受け入れ難いが有益である。」と説いたそうです。

皆様も叱られたり、怒られたりしたら、腹が立ったり、悲しくなったり、負の感情が生まれますよね。でもそれが、ただ頭ごなしに感情に任せて言っているのか、その人の事を思って言っているのかはわかりにくいものです。もし後者であった場合、その厳しさは優しさなのかもしれません。

年齢を重ねるにつれ、𠮟咤激励してくれる人はだんだんと少なくなっていくと思います。また、大人になって色々な経験を積み重ねるにつれ、あの時叱ってくれたのはこういうことだったのかと気づくこともあるかもしれません。

私も叱られたり、怒られたりしたときは、一旦落ち着いてその人が言っているその裏側まで感じれるような冷静さを持てるようになりたいなと思うのでした。


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