継続は力なり

言葉の力

本日の格言は「継続は力なり」です。

難しい作業でも繰り返すことで簡単になったり、暗記などでも一度では覚えられなくても、反復することで記憶が定着しやすくなったりしますよね。

唐突ですが、「ハンター×ハンター」という漫画の中で登場するエピソードで、「感謝の正拳突き」のお話をご存じでしょうか。当時最強クラスであったハンター協会会長のネテロ会長が行った修業の話です。武術を志していたネテロ会長が46歳の頃、肉体の衰えなどから悩んだ後に、武術への感謝を込めて1日1万回の正拳突きを自身に課します。その一連の流れというのが、気を整え、合掌し祈りを捧げ、突くというもので、1万回終えるまでに18時間以上かかっていました。これを欠かさずに継続した結果、50歳の頃には、なんと1時間で終えることが可能になり、その突きは音速を超えたというものです。

漫画の話なので現実味がありませんが、反復することによって作業が効率化するということはあり得る話だと思います。

何か目標を達成したいと思ったら、やはりある程度の努力を継続することは必要になると思います。

ですが私は実は「努力」という言葉があまり好きではありません。というのも、私が努力という言葉に抱くイメージは、「やりたくないことを我慢して頑張る」というものだからです。抱くイメージは人それぞれ違うので、ポジティブの意味で努力を使う方もいると思いますが、私はどうしてもネガティブに感じてしまいます。

やりたくないことを我慢して努力することも必要なことだと思います。ただ、目標達成のために自ら進んでポジティブに取り組んだ方が、より定着するのではないでしょうか。

日本の宝、大谷翔平さんの特集を見たりすると、誰がどうみてもすごい努力をしていると感じると思います。ですがご本人はどう感じているでしょうか。努力をしているというよりは、むしろやりたいことを楽しくやっているような感覚なのではないでしょうか。周りが大変そうと思うようなことを日常レベルの継続に落とし込むことで、とてつもない力を生んでいると思わざるを得ませんね。


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