死の淵から蘇ったとき

創造の力

本日の独り言は、私の人生の教科書と言っても過言ではない「ドラゴンボール」の設定の話です。

鳥山明先生作のドラゴンボールですが、世界的にも有名なバトル漫画で、ご存じの方も多いと思いますが、主人公の孫悟空やライバルのベジータは、戦闘民族のサイヤ人という人種で、惑星ベジータで生まれた宇宙人です。このサイヤ人には、ある設定があり、パワーアップに重要な要素となっています。

その設定というのが、「瀕死の状態から蘇ったときに戦闘力が大幅にアップする」というものです。

この方法によって、悟空たちは修業であったり、実戦の中でパワーアップしていくのですが、これよく考えてみると、我々地球人も同じではないでしょうか。

もちろんサイヤ人のように肉体的にいきなり強くなることは出来ないかもしれませんが、日々の鍛錬によって強くなることは出来ますし、瀕死とは言わないまでも、死ぬほど辛い経験をされた方なら、あの時に比べたらましだと精神的に強くなれるのではないでしょうか。

昔の格言に「苦労は買ってでもしろ」というものがあります。進んで困難な道を選ぶということは、なかなかできることではないですが、苦しい経験というのは将来の自分を助ける経験値に変わっていくと思います。

年を重ねて昔を振り返ってみると、嬉しかったことや楽しかった事を思い出しますが、同じくらい辛かったことや厳しくされたことを思い出し、あの時言われたことはこういうことだったのかと、大人になって初めて気づくこともあります。

皆さんの周りにも、すごく強いなとか、すごく優しいとか、すごく落ち着いているとか、尊敬できる方がいると思いますが、その方ももしかしたら、それ相応の経験値があるのかもしれませんよ。


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