壁にぶつかったときに

創造の力

本日の独り言は、私が人生のバイブルと崇め奉る「ドラゴンボール」から、壁にぶつかったときの対応についてお話させて頂きます。

セルゲーム編において、かくかくしかじかで完全体となったセルに対してスーパーサイヤ人よりもさらに筋力重視の変身をして立ち向かったトランクスでしたが、あっさり負けてしまいました。その原因は、筋力を重視したことにより、スピードを失ったことでした。

そのことに気づいた孫悟空は、パワーに偏った変身よりも、体力の消耗が大きいスーパーサイヤ人の状態をなるべく長く保ち、日常レベルに落とし込むことで、スーパーサイヤ人の能力そのものを底上げする修業に息子と共に取り組みました。その結果、息子である孫悟飯がスーパーサイヤ人の壁を越えて、スーパーサイヤ人2へと目覚めることになり、なんとかセルを消滅させることが出来たのでした。

このエピソードから私が学んだことは、壁を乗り越えようとするときには、努力の方向性が合っているか随時確認が必要という事、努力を日常レベルの習慣に落とし込むという事の2点が重要なのではないかという事です。

何かに挑戦しているときに、ある程度のレベルまで行くと必ずと言っていいほど壁にぶち当たることがあると思います。スポーツであれば、ケガやスランプ、勉強であれば他の誘惑に負けたりだとか、受かりたい学校の判定が上がらないなんてことがあると思います。

私はある意味でこれらのことは、誰にでも起きる可能性がありますし、起きて当然のことかなと思っています。

なぜならば、努力してある程度のレベルになると、自分より実力が下の人はいなくなり、ピラミッドの一番下の状態になります。そうなると今まで出来ていたことが出来なくなったり、今までとギャップを感じて自分には向いてなかったなと思ってしまうか、ここから這い上がってやるとなるか分かれる訳ですね。

そんなときには、スーパーサイヤ人2に目覚めた孫悟飯のエピソードを思い出して、上記の2点を検討してみてもいいのかなと思います。

いくら努力しても結果が出ないときというのは、下手を固めてしまっている場合があると思います。負け癖や間違える癖がついていると言い換えれるかもしれません。そんな時は、努力の方法や量、頻度など、最終目標に対しての方向性が合っているか再検討も必要だと思います。

また、努力を日常レベルに落とし込むというのは、その努力を習慣にしてしまうということです。私は努力という言葉があまり好きではありません。なぜかというと、私は努力という言葉に対して、やりたくないことや辛いことを我慢してやるというイメージがあるからです。

努力を寝る前の歯磨きくらいの感覚で出来たらどうでしょうか。それはもはや努力ではないと思います。周りから見たら明らかな努力に見える行動を、本人からしたら習慣として何の苦も無く、むしろ楽しんで行っている人がいたらどう思いますか。末恐ろしくなると思います。

なんやかんや言ってきましたが、最終的にどうするかという決定は、自分の感覚を信じて、自分で決めることが大切だと思います。

私の経験上ですが、誰かに言われたことをよく考えず鵜吞みにして失敗すると、言い訳が多くなったり後悔が大きくなると思います。誰かに相談したり、アドバイスを受けたりすることは、とても大切ですが、しっかりと自分に落とし込んで主体的に行うことと、自分には合わないと思ったらキッパリやめることも勇気だと思います。

皆さんも壁にぶつかったときには、スーパーサイヤ人2を目指していきましょう!

最後に、鳥山明先生、ドラゴンボールという作品を残して下さり本当にありがとうございます。
私は、ドラゴンボールに救われました。感謝してもしきれません。
ご冥福をお祈りいたします。天国でゆっくり休んでください。



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